肺炎の伝染の仕方
肺炎がいかに広まっていくのかと分かっていない人も多いと思いますが、一般には飛沫感染で広がります。
肺炎を患っている人が咳やくしゃみをすると細菌が拡散し、それを吸い込んだ場合に細菌が入り込みます。
要するに、肺炎の患者が近くにいる時は、より一層気を使わなくてはならないと言えるでしょう。
しかし、肺炎は種類によって違いますので、全部が人を通じて感染するということはありません。
とはいえ、自分が肺炎にかかったことをわからず、人の多いところへ出かける人もいます。
ということは、日常的に気を配っていたとしても、完全に防ぐことは難しいということですね。
自分は注意していたとしても、既にかかった人が注意していない場合、予防はできにくくなります。
はじめに、手洗いやうがいを日常的に行うことから取り組んでみるのも良いでしょう。
こういったことは、子どもも同じことが言えます。
小さい子は、学校などの場所で他人との接触が多くありますよね。
その一部の人には、もしかしたら肺炎を発症していることに気付かずに登校している子どももいるのではと考えられます。
細菌が手などについている可能性も考慮して、食べる前には手を洗うことを習慣付けましょう。
部屋が乾いた状態なのもいいとは言えないので、加湿器などの湿度を調整できるものを使って空気が乾燥しないようにしましょう。
これはいずれの細菌やウイルスにも該当するので、風邪の予防策でもあります。
冬などの乾燥しやすい時期には、室内で洗濯物を吊るすだけでも違ってくるでしょう。
感染したかなと思うときは、できるだけ早く病院で診てもらうことも大事になります。